練習グリーンは「なぜ速い?」
先日、先輩と一緒にプレイした時の話です。
同じグループの最終組だったので、スタートまで時間があり、私はパット練習を長い時間やっていました。
練習グリーンは、サブグリーンで小さく、傾斜もきつく、非常に混んでいました。
先輩は、練習グリーンでの練習を早々と切り上げ、時間をかけませんでした。
プレイ中に、私がパットをミスした後で、「パット練習をしすぎたね」と言われました。
私には意味が分からず、確認したら。
私がミスしたパットの原因は、グリーン速度の感違いによるもの。
練習グリーンの速さの感覚が、残っていてのミスだったというのです。
確かにコースのグリーンよりも、練習グリーンの方が速度が速く、コースのグリーンが遅く感じてしまいます。
ここの練習グリーンが傾斜がきつく、大勢の人が練習していて、非常にスピードが速かった。
先輩が言うには、
練習グリーンで、速度が速いことは確認したが、自分の感性に覚えこませる練習はしなかったそうです。
ここの練習グリーンの速度を自分の感性に覚えこませると、コースのグリーンとの速度差に自分の感性が付いていけず、ラウンド中にパニックを起こしかねない。
グリーンの速度は、コースのグリーンで合わせるもので、スタート3ホールまでで合わせるそうです。
練習グリーンはコースのグリーンより速い
ほとんどのゴルフ場は練習グリーンの方が速くなっています。
たくさんの人に芝が踏まれて速くなります。
踏まれることでグリーンも硬くなるのです。
特に試合などは、営業日より速いセッティングに仕上げます。
選手は皆、1時間以上前にコース入りして、その日のコースセッティングに合わせようとパター練習に時間をかけます。
確かに試合の練習グリーンで「速ヤー」とビックリすることがあります。
今思うと、コースのグリーンが練習グリーンよりも遅く感じて、いつになってもタッチが合わない時がありました。
トップアマ達は、その日のコースのグリーンで速度のタッチを合わせるのですね。
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