前回、「SWを征する者が上級者になれる」と内容で、SWの重要性を書きました。
パターの次に使用頻度の多いクラブで、パターた他のクラブと違い、ふり幅や球筋の高さ、スピンの掛かり具合、バンカーショットなどの多彩な打ち方を勉強しないといけません。
逆に言えば、SWの打ち方を一本徹底的に覚えることで、他のクラブに流用できるということです。
色々な打ち方やバリエーションを覚えながら、正しい打ち方が理解されてくると思います。
簡単そうだから出来てしまう「SW」
昔は、私も自己流で何とか自分なりに「上手い」と思っていた打ち方でしたが・・。
分析してみると、ヘッドアップした、ひじが引けた(抜いた)打ち方で、フェイスが開いた打ち方でした。
これでは、ピンに向かってラインの出せる、バリエーションを増やすことが出来ないということでした。
下手固めで付いてしまった、アプローチの癖を取り除き、ショットの基本をアプローチから修正していく作業にかかったのです。
なぜなら、やはり「ショットの基本はアプローチ」。
一番簡単なクラブが、SWなのです。
ショットの種類
SWの基本的な使い方として、大きく分けて4種類の打ち方を覚えないといけません。
その4つの中で、さらに細分化されます。
アプローチ
グリーン周りのアプローチショット。
数y~20y位までのショット。
転がし・ピッチエンドラン・上げるショットなどバリエーションが沢山あります。
ハーフショット
30y~70y位までの中途半端な距離のショットです。
ふり幅とインパクトの強さで、飛距離をコントロールします。
更に球筋の高さで、着地してから転がる球と、止まる球を打ち分けます。
フルショット
クオーターショット(3/4)~フルショットまで、約70y~90yをカップを狙って落とします。
SWのフルショットと言っても、満振りではありません。
縦と横の距離をコントロールできる範囲のフルショットがSWのフルショットです。
バンカーショット
SWのバンカーショットは、ガードバンカーを対象に考えて行きます。
上げる球・転がす球・近い球・距離の必要な球・目玉など。
砂の硬さや状況によって判断して行きます。
まずは、基本中の基本
どのショットを練習するにしても、SWのショットはピンを狙っていきます。
ピンに向かってラインが出なければ、打ち方が悪いのです。
どこからでもチップインが取れるように練習しましょう。
カップに向かって真っすぐ構える
アプローチは、「少し体を開いて構えろ」という人もいますが、バリエーションの一つです。
まずは、まっすぐに構えることから始めましょう。
カップにまっすぐに構えるということは、カップに向かって構えてはいけません。
アドレスは、カップに平行です。
SWのフェイスを合わせる
正しいインパクトを迎えた時には、SWのクラブフェイスがカップの方向を向いていないといけません。
間違いやすいのは、アドレスのフェイスの向きではありません。
インパクト時のフェイスの向きです。
アドレスに入る前に、インパクトの形を作って、クラブフェイスがカップを向いているか確認してグリップを作ってから、アドレスに戻しましょう。
インパクトで作った手首の角度を崩さないように、アドレスをしてインパクトまで一切手首は使いません。
手首の角度を一定にしながらインパクトを迎える必要があるのです。
まずは、5y~10y、20y
自宅のパターマットでもOKです。
練習場の落ちているボールを狙ってもOKです。
球筋は、転がしでも、ピッチエンドランでも構いません。
まずは5y~10yがまっすぐ打てる、ラインが出せることから始めましょう。
20yまでがまっすぐ打てるように練習しましょう。
10yがラインが出なければ、80yのラインが出ません。
更には150y先のピンは狙えないのです。
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