【ゴルフレッスン】ゴルフは楽しく覚えること

自分の妻は、教えることが出来なかった。

よく聞く話が、夫婦でのゴルフは楽しくない。
妻が始めたけどやめてしまった。
家族でゴルフに行けるのは最高。
などと言われますが、子育てが終わって妻がゴルフを始める時期は、私が80台から100前後で回っていた頃でした。
全て自己流でやってきていたので、ゴルフの理論もへったくれもありません。
しかし、自己流の「下手固め」の重要性はわかっていたので、教えられません。
クラブを握ったことない、ゼロの状態からゴルフレッスンに通わせました。

10回コースのレッスンなので、それだけで上手くなるはずもありません。
次のステップに進むにあたり、コーチが若いプロ目指している人と聞き、私も参加することにしました。
夫婦でレッスンに参加するのですが、他の人達はもちろん初心者です。
私の目的は、いつも80台でラウンドできることを目的として伝えました。

しかしレッスン中は、他の人に時間がかかるのか、少ししか私の所に来てくれないのですね。
やっと来たと思ったら、ワンポイントしか指導が無くて・・。
それでも初めてゴルフの指導を受ける喜びと、上手くなる実感が分かった時期でした。
それから2か月後に、ベストスコアのパープレイ72がいきなり出たのです。
それまで、70台は出たことなかったのですがいきなりの事でした。

夫婦でレッスンに通い、妻はコースデビュー前にショートコースでアプローチの練習やパターの練習などで時間をかけて、ゴルフの楽しさを教えることに専念しました。
子供達も3人ゴルフをやっていたのですが、どうしても家族には、強い口調になってしまい楽しくなくなってしまう傾向になりがちなのです。

良い指導者とは「正しい方向に導く人」です。

ゴルフのプロの中にもたくさんのプロがいます。
「最初はプロに教わったほうが良い」と言われますが、その通りでしょう。
しかし、ある程度以上は、目的をもってそれなりの方向性を示して指導してくれるコーチを選ばないと上達できません。

トーナメントで賞金を稼ぐツアープロから、アマチュアに教えて生計を立ててるティーチングプロやインストラクターと呼ばれている人達です。
「全日本レッスンプロゴルフ協会」「全日本ゴルフスクール指導者連盟」「日本ゴルフ指導者協会」「ゴルフ練習場連盟」がそれぞれ資格認定したレッスンプロやインストラクターなど、ゴルフを教えるプロがたくさんいて、統一されていないのが現状です。

プロを目指す若者が、レッスンプロに教わってもプロになれない。

ツアープロは、賞金稼ぎです。
ゴルフが上手くないと食べていけません。
ゴルフで勝つ秘伝のノウハウは、普通ではあまり教えてくれません。

反対にレッスンプロは、教えるのが仕事です。
ゴルフが上手とはいえません。(全部とは言えませんが)。
ゴルフが上手くても、教えるのが上手とは言えないのです。

何のために教えてもらうのか明確にしよう。

カッコいいスイングが身に付くため。
100切りを目指す為や、80切りを目指す為とか。
競技ゴルファーを目指す為。
プロを目指す為。など色々な目標があります。
レッスンプロは、全て同じではありません。
それぞれに適した、レッスンのプロがいるのです。

悪い所だけ指摘されても、上手くなれない。

よく、これが悪い。こうあるべき。ここを直せ。とか言われますが、最終的にどのような方法が良くて、何のためにこの練習をするのか、進む方向を示してくれる指導者が、本当の指導者でしょう。

ここ10年の間、教えてもらったツアープロがいました。
親子3人で、よく教わりました。
私が競技を始めた頃で、2番目の息子も大学のゴルフ部に入り、試合で勝つためのクラブ選定から考え方やマネジメントまで、たくさんの基礎を教えてもらいました。
息子も私の言うことは聞かないのですが、プロの言うことはよく聞きます。
私の試合で勝てるように教えてくれという要望に、「今までのスイングを壊してもいいか」と聞かれ、ゴルフが出来なくなる位グチャグチャなスコアになるよ言われました。

今までの自己流で積み重ねた、「下手固め」で固まった癖を直してくれました。
治す方法は、理想とも真逆な反対の事をさせられます。
変な癖を治す為です。
今から思うと、壊すのに3年かかりました。
正直、勝つ為のゴルフって、楽しくないんです。

私もなんで、こんな練習をするのか。何が目的なのか。
この練習をやった先には、何が見えてくるのが。
いつもそんな議論を繰り返して、やってきました。

何度もそのプロと一緒にラウンドしましたが、今まででこんなにゴルフの上手い人は、いませんでした。
一般にゴルフが上手くなりたいと思っているだけに人には、目的が違って、追いていけなかったのかもしれませんね。
スイングを壊されるとか、ちっとも上手くならないとか言われていたようです。

最終的にどのようなスイングにするのか、どんなショットを理想にするのかなど、明確にして、1つづつステップアップしていくようにしましょう。

LINEで友だち追加してね!


関連記事



記事を気に入っていただけたかたは、「いいね!」をお願いします。⇩⇩





友達にこの記事を「シェア」しましょう。
下のボタンからお願いします。

関連記事

ページ上部へ戻る