ニアレストポイントを決めたクラブを変更できるか?
砲台グリーンを狙ったショットがグリーンをこぼれて、グリーン脇の木の下のネット近く落ちた。
スイングは出来ないと思い、チョイ出し用のスプーン(3W)と7I、SWを持っていきました。
木の下なのでボールを上げられず、スプーン(3W)を選択すると、ネットが邪魔になり、救済を受けることになりました。
スプーン(3W)でニアレストポイントを設定し、スプーン(3W)で1クラブ以内にドロップすると、
幸いにも木の障害が無くなり、平らなライで打つことが出来ます。
チョイ出しのつもりが、通常のSWでのアプローチが可能になったので、SWを選択しアプローチをしました。
同伴者からSWを使う場合、ニアレストポイントもSWを使うべきでないか?。と指摘されました。
SWを使ってニアレストポイントを設定すると平らなライより条件の悪い場所にドロップすることになります。
又、ニアレストポイントをスプーン(3W)を使ったのであれば、使用するクラブもスプーン(3W)ではないか?と疑問が出ました。
この場合の正解は?
ニアレストポイントを決めたクラブを変更できる。
- 規則では、ニアレストポイントを決めるクラブは「障害が無ければ使用していたはずのクラブを使用すべきである」とあります。
「使用しなければならない」とは規定されていないので、あくまで推奨になっています。
ましてこのケースの場合、チョイ出しでスプーン(3W)を選択しており、使用するクラブの選定も問題ないです。
ドライバーを持って行って、ドライバーを使用するつもりだったと言われれば、誰も文句を言えないのです。 - 救済を受けると、ボールのライも狙う状況も替わるので、救済前に選択していたクラブと違うクラブに変更しても問題ありません。
救済を受けた際に、状況が良くなるケースばかりでもなく、ディボットに入ったりして、かえって悪くなるケースもあります。
救済を受けた後は、その時々の状況により、クラブを変更しても問題ありません。
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