賞金王の数値データーから見えること

今年のツアーもツアーも終わりです。

今日からゴルフ日本シリーズJTカップ 2016が開催されますが、池田勇太と谷原秀人の賞金王を掛けた直接対決が見ものです。
賞金では、池田勇太がトップですが、ユニシスポイントランキングでは谷原秀人がトップです。

賞金はさておき、二人がどれ位ゴルフが上手いのか数値で見てみましょう。

平均ストローク：1位・池田勇太（69.61）、2位・谷原秀人（69.65）
平均パット：1位・池田勇太（1.7208）、4位・谷原秀人（1.7317）
パーキープ率：2位・谷原秀人（87.16）、4位・池田勇太（86.02）
パーオン率：3位・谷原秀人（67.79）、6位・池田勇太（67.08）
バーディー率：1位・池田勇太（4.32）、2位・谷原秀人（3.92）
イーグル率：16位・谷原秀人（12.33）、20位・池田勇太（13.29）
ドライビングディスタンス：25位・池田勇太（282.90）、56位・谷原秀人（276.62）
FWキープ率：18T位・谷原秀人（60.41）、45位・池田勇太（55.78）
サンドセーブ率：1位・谷原秀人（64.13）、42位・池田勇太（49.52）

この数字から見えてくることは

飛距離はそこそこでパーオン率とパーセーブ率が断然高いことです。
いかにグリーンを外しても、パーを取りに行くこと。
バンカーに入っても、半数以上はパーに収める技術ですね。
なんといってもパット数。
パットイズマネーと言われるように、パットが上手い選手が賞金が稼げるということ。
バーディーはプロでも、1ラウンドで4つ取れれば、賞金王になれるということです。
アマチュアは、バーディーを狙わないで、パーを取りに行きましょう。

TOUR2016　Unisysポイントランキング

日本ゴルフツアー機構（JGTO）－ユニシスポイントランキングの計算式

ジャパンゴルフツアー(JGTO)で採用されているユニシススコアリングシステムのポイントランキング計算式を紹介します。

公式記録

平均ストローク：1ラウンド当たりの平均ストローク数(コース調整値を加味)
[計算式]
平均ストローク＝コース調整値加算総ストローク数÷総ラウンド数
コース調整値加算ストローク数＝各プレーヤーのスコア＋コース調整値
コース調整値＝72－参加全プレーヤーの平均ストローク
平均パット：1ホール当たりの平均パット数（パーオンホールのみ対象）
[計算式]
パーオンホールのパット数 ÷ パーオンホール数
パーキープ率：パーかそれより良いスコアを獲得する率
[計算式]
パー以上のホール数 ÷ 総ホール数
パーオン率：パーオンをする率（パー4での1オン、パー5での2オンを含む）
[計算式]
パーオンしたホール数 ÷ 総ホール数
パーオン＝（パー数－2） ≧ （スコアーパット数）
バーディ率（バーディアベレージ）： 1ラウンドあたりのバーディ獲得数
[計算式]
バーディ以上のホール数 ÷ 総ラウンド数
イーグル率：1イーグルを獲得するために要するラウンド数
[計算式]
総ラウンド数 ÷ イーグル数
ドライビングディスタンス：ティショットの平均飛距離（18ホール中2ホールで計測）
フェアウェイキープ率：ティショットがフェアウェイを捕らえた率（パー3を除く全てのホールで計測）
サンドセーブ率：グリーンサイドのバンカーに入ってから、2打かそれより少ない打数でカップインする率
ユニシスポイントランキング：総合的に優れたプレーヤーを選出することを目的に、9部門の順位をポイント換算し、そのポイントの合計により順位を決定する。
各部門の順位がタイの場合はタイの順位を加算し、イーグルの獲得が無かった場合にはイーグル「0」の順位を加算する。
トータルドライビング：ドライビングディスタンスとフェアウェーイキープ率の順位をポイント換算し、そのポイントの合計により順位を決定する。
各部門の順位がタイの場合はタイの順位を加算する。