他人の使用クラブを見る行為は2打罰です!

強い向かい風のパー3で、クラブ選択に迷っていた時に、同伴者のゴルフバックを覗き見ました。
その際、バックのカバーが邪魔だったので、カバーを開いてクラブの確認をしたら、2打罰と言われた。

他人の使用クラブを見る行為は2打罰です!

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プライベートなゴルフと正式なゴルフの違いについて勉強しておきましょう。
会社コンペや少し大きなコンペの場合も、正式なルールで行われますので注意しましょう。

見えた情報と見る行為の違い

  • 他人の使用するクラブをのぞき見するのは、違反になりません。
    目から入って来る自然の情報なので、アドバイスを得たことになりません。
  • 他人のクラブにかかっているタオルやカバーを取り除いて、クラブを確認する行為は、違反になります。
  • 自分がストロークする前に、打ち終わった人に使用クラブを「何番で打った?」などと問うと
    アドバイスを求めたことになり、2打罰です。
    聞かれて答えてしまったプレーヤは、アドバイスを与えたことになり、2打罰です。
  • 自分のストローク前に、打ち終わった人のクラブを手に取り、クラブ確認をすると
    アドバイスを求めた行為によって、2打罰です。
  • お互いに全員がストロークを終えた後で、使用クラブを聞く行為は違反になりません。

規則8-1 アドバイス
正規のラウンド中、プレーヤーは次のことをしてはならない。
(a)自分のパートナーを除き、そのコース上でその競技に参加している人にアドバイスを与えること。
(b)自分のキャディー、パートナー、そのキャディー以外の人にアドバイスを求めること。
規則8の違反の罰は、マッチプレーでは そのホールの負け。ストロークプレーでは 2打罰です。

規則裁定8-1/10 他のプレーヤーのバッグを覗いて、使用クラブを確かめる

質問: プレーヤーAはプレーヤーBが何番のクラブで打ったか確かめるために、Bのバッグを覗きこんだが、そのようなことはBにアドバイスを求めたのと同じことになるか。

回答: アドバイスを求めたことにはならない。
目で見て得た情報はアドバイスではない……裁定8-1/11を併照のこと。

規則裁定8-1/11 クラブの上のタオルを取り除いて、他のプレーヤーの使用クラブを確かめる

質問: 裁定8-1/10は、プレーヤーBが何番のクラブで打ったかを確かめるために、プレーヤーAがBのゴルフバッグを覗きこむことは規則8-1の違反ではないと述べているが、仮に、タオルがBのクラブの上におかれていて、Bがどのクラブを使ったかを確かめるためにそのタオルをAが取り除いた場合には、規則8-1の違反となるか。

回答: 違反となる。プレーヤーが自ら動いてそのような情報を得ることは禁止されている。

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