ゴルフを始めて初心者から初級者に、昇格したあなたは、何を練習したら100切りの中級者になれるのでしょう。
いくら練習しても間違った方法で、進むべき方向ではなく、間違った方向に進化してしまったのでは、時間と努力が無駄になってしまいます。
スコア100切り練習ドリル
勿論、スコア100を切るには、ショットが良いだけでは100は切れません。
マネジメントが必要です。
ある程度のショット力も必要です。
スコア100を切る為に、最低限必要な事。
スコア100→90→80に向かって、地道にやらなければいけないこと。
そんな方向性をお教えしたいと思います。
スコア100を切れない人の欠けていること
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真っ直ぐ構えること
アドレスの練習をしましよう。
パターからドライバーまで、真っ直ぐ構えているつもりでも、殆どの人が右を向いています。
どの様に構えたら、真っ直ぐなのか、理論的に覚えて体に覚えこませることが重要です。
ピンを向いてはいけません。
鉄道のレールが、平行のように、ピンとボールを結んだ線と平行に立つのです。
ゴルフはアドレスで決まると言えるように、人のアドレスを見れば、その人の技量が解るほど、アドレスに表れます。
向きだけでなく、アドレスの姿勢まで、正しい姿勢を覚えましょう。
冗談抜きで、アドレスでショットが治るのです。
上級者やプロは、変なスイングにならないように、ミスが出ない様なアドレスをしているのです。 -
手打ちを直す
手を上げたら、下ろさないといけません。
その時にミスになります。
ボディーターンで打てない。手打ちである。手を振っている事実を知りましょう。
一番簡単で、一番短いクラブパターから始めましょう。
パターからアプローチ、ミドルアイアンまでを徹底的に修正しましょう。
アドレスで構えた右手の角度は、崩さないまま、三角形を崩さないように、腕とグリップはいつも胸の正面にキープしたまま、右方向に肩と胸を回します。
右に回した量と同じ量を左に回していきます。
手や腕は上げません。振りません。
クラブは振る物と勘違いをしているかもしれませんが、クラブは振りません。
体を回すだけです。
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真っ直ぐ打つ練習
インパクトとライン出しを意識しましょう。
体の回転を覚えてきたら、次はインパクトとライン出しです。
ショットも当てるのが精いっぱいで、飛んで行く方向など、二の次で「真っ直ぐ行ってくれればいいな」のレベルです。
真っすぐ打つことに、集中していません。
ボディーターンが解ってきたところで、クラブのフェイスターンです。
手で返してはいけません。
基本は体の回転で、返していくのです。
ゴルフクラブは、ライ角がある為に、真っ直ぐ打っても真っすぐに飛びません。
クラブフェイスは、ボールを包み込むように、右から左に回転をしていかないと、ボールは真っ直ぐ飛びません。
次のショットの基本を参考にして、練習しましょう。
ショットの基本
いつも自分がショットがおかしくなった時に、基本に戻って、一から確認を始めるドリルがこれです。
7番アイアンのライン出し。
ショートアイアンは、簡単につかまるし、つかまえて打つのがちょっと難しい7番アイアンで、つかまえて打つ感覚を習得しましょう。
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クラブを肘の内側が正面を向くように下から握ります。
これにより、両肘がお腹に着くような感じになるでしょう。
そのまま前傾をして、ボールにセットします。
アドレスをした方向に、まずは体の回転だけで、10y打ちます。
ボールが純回転で真っ直ぐ転がれば、正解です。
ボールがスライス回転になっていれば、体の回転に対して、クラブフェイスが回転していないのです。
10yが真っ直ぐ純回転で転がるようになったら、20y、30yと伸ばしていきます。
距離が延びるにしたがって、体の回転幅は大ききなって行きます。
ボールをクラブフェイスの正面でインパクトしないと、方向性のラインが出ません。
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50y、80y、100yと距離を延ばしていきます。
スライスボールが出たら、左のフォーロー側への回転不足か、腕を振ることによっての、手打ちのインパクトだけのショットになっています。
左右対称の振り幅で、正面でインパクトしないと、真っ直ぐ飛びません。
この練習で、ボディーターンと、体の正面でインパクトすることを覚えましょう。
かなり意識的に、左に回転しないとボールはつかまりません。
真っすぐつかまったボールが打てる様になることによって、ボールは真っ直ぐ飛ぶのです。
100y、150yを打つのに、それほど大きなトップが必要ないことが分かってきます。
大事なのはインパクトからフォローにかけての、回転です。
距離を延ばして、上手く打てなければ、又距離を短くしての、反復練習です。 -
クラブを変えて練習します。
7番アイアンで、ある程度ラインが出せて、距離も出せるようになると、SWから8番アイアンまで順番に交互に、10y~距離を延ばしていきます。
ショートアイアンになると、アドレスで構えた時のクラブフェースの向きに注意しないとラインが出ません。
ボールの位置、フェイスの向きを確認しながら、ラインを出す練習をします。
ショートアイアンは、やさしくなる半面、つかまり過ぎて、左方向に行くようになってきます。
体の捻転が不足して、切り返しが早くなると左に出ます。 -
アプローチで練習
SWとAWで10y20yのランニングアプローチで、スライスとドロー回転を打ち分ける練習。
10yをカットで打つとスピンが掛かり右に回転して、ボールは止まり転がりません。
ドローで打つと、足が出ていつまでも転がり止まりません。
この感覚が解って理解し、習得出来るまで練習します。
アプローチが格段に上達します。
これが旨く出来る頃には、100は簡単に切れているでしょう。
スコア100を切る為には、マネジメントとボールをしっかりインパクトをして、ラインが出せる。
フェアーウエイの幅に収まる。グリーンの幅に収まる技術が有ればいいのです。
真っ直ぐ構えて、真っ直ぐ打つこれだけです。精度はいりません。
アイアンが真っ直ぐ飛んで、アプローチとパターで行ったり来たりが無くなれば、100は切れます。
縦と横の精度を上げることによって、今度は90切りが出来るようになりますが、100からの10打縮めるのが難しくなります。
しかし100が切れて、90を目指すころには、ゴルフにはまって面白くてしょうがない自分がいるはずです。
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