シングルHCのゴルファーと100前後のアベレージゴルファーの違いって何でしょう。
それは「ハンディキャップ」です。「正解です」。
と言ってもそんなこと、誰でもわかります。
シングルプレーヤーとアベレージゴルファーの違いについて考えてみましょう。
シングルさんとアベレージさんの違いは何?
練習時間
シングルになるには、確かにそれまで沢山の練習時間を作って、練習に励んでシングルハンディになれたのでしょうが・・。
週に1回程度の練習と、月に1回程度のラウンドのシングルさんも沢山います。
確かに練習時間は、ショットの上達に比例します。
但し、ただ打つだけの無駄な時間は、球に慣れるだけで上達はしません。
目的を持った練習をしましょう。
スイングやフォーム
年齢の高い先輩方のスイングフォームを見ても、とても今風のスイング理論に当てはまったスイングフォームでプレイしている方は少ないです。
それでも、ゴルフは上手なのです。
ゴルフのレベル判断は、スコアです。
どれだけ少ないスコアでホールアウトするかなのです。
スイングフォームや飛距離は関係ないのです。
飛距離
競技大会に参加するレベルの競技ゴルファーを除いて、それほど飛距離は関係ありません。
かえって、アベレージゴルファーの方が飛距離にこだわりが強いかもしれません。
シングルさんは、ティーショットの飛距離を気にしません。
ティーショットよりも、セカンドショットを重要視します。
セカンドショットを打ちやすい場所から、何ヤード打つのかを計算して、ティーショットを打ちます。
出たとこ勝負の「アベレージゴルファー」
シングルさんは、「出たとこ勝負」の「一か八か」のゴルフはしません。
最低限に、「ここはダメ」という場所を決めてティショットを打ちます。
少しでも不安の可能性が高い場合は、ドライバーも使いません。
なぜなら、もし「ここはダメ」の場所に行ってしまったら、「ダボ」「トリプル」が確定するからなのです。
「ここはダメ」の場所に行かなければ、「パー」か「ボギー」で上がれます。
「戦略」や「マネジメント」があるかどうかなのです。
決定的な違いとは何でしょうか?
それは記憶力です。
歳と共に記憶力が落ちていきます。
自分もそうですが、シングルさんとアベレージさんの記憶している内容が違うのでしょう。
初心者の人は、1ホールの打数まで忘れてしまいます。
アベレージゴルファーは、今日の各ホールのスコアや内容までも忘れてしまいます。
但し、悪かったショット内容はしっかり覚えています。
シングルさんは、ほとんどの方がハーフ終わった時点で、No1ホール~No9ホールまでのショット内容とスコアを記憶しています。
それは、毎ホールを「ストーリー」として記憶しているからなのです。
どこを狙って打ってどうなったのか。どこで失敗したのか。
どこのホールでマネジメント通りに「パー」が取れたのかを、順序通りに記憶していくからなのです。
過去の記憶が財産です。
シングルさんは、数か月前のラウンドの記憶が残っています。
いや数年前の記憶も残っているでしょう。
その記憶が財産となって、プレイに反映されるのです。
覚えているかどうかで、簡単に数ストロークの違いが出るでしょう。
結論
ゴルフをしながら頭の中で考えていることは?
アベレージゴルファーは、「上手くいくかな?」「まっすぐ打てるかな」など。
「ショット9割」「マネジメント1割」でしょう。
シングルさんは、「ショット1割」「マネジメント9割」です。
その「ショット1割」も、飛距離の事など考えていません。
毎回ナイスショットは期待しません。
ミスショットが出ても、ダメな場所には行かないようにしているのです。
このホールは、こんなミスが出やすいから気を付けよう程度です。
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